Intermission
Intermission
今まで以下のような流れで多次元データモデルについてみてきました。インターミッションも兼ねた振り返りをしておきます。
分析システムにおける多次元データモデル www.dbstories.com 多次元データモデルの基本と構成要素についての解説です。
キーワード: ファクトテーブル、ディメンションテーブル、スタースキーマ
データウェアハウスアーキテクチャ www.dbstories.com データウェアハウス設計の考え方とアーキテクチャについての解説です。
キーワード: エンタープライズデータウェアハウスアーキテクチャ、インモンのコーポレートインフォメーションファクトリ、金ボールのディメンショナルデータウェアハウス(多次元データウェアハウス)、個別データマート、全社レベルデータ、目的別レベルデータ
スタースキーマとキューブ www.dbstories.com スタースキーマの基本についての具体的な解説を行いました。概論としてスタースキーマにおけるデータ保持方法の工夫についての概略、データの粒度、ディメンションテーブルの値の更新、キューブの考え方につて説明しています。
キーワード: スノーフレークスキーマ 非正規化ディメンション(Degenerate Dimension) 緩やかに変化するディメンション(Slowly Changing Dimensions) ROLAP、MOLAP、MDB(多次元データベース)
ファクトテーブル www.dbstories.com ファクトテーブルを具体的データモデルを利用して解説を行いました。異なるタイミングで生成されるデータは別の業務プロセスであると考え、別テーブルで保持する。業務プロセスを横断する検索を行う場合は、別々に検索を行い最後にマージする。という具体的な方法について確認しました。
ここからも引き続き参考書籍は以下を利用しています。
![Star Schema The Complete Reference Star Schema The Complete Reference](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51C5yIZOuZL._SL160_.jpg)
Star Schema The Complete Reference
- 作者: Christopher Adamson
- 出版社/メーカー: McGraw-Hill Education
- 発売日: 2010/07/22
- メディア: Kindle版
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次から、ディメンションテーブルについて具体的な例を交ええてみていきます。ここまで理解できれば多次元データモデルについての理解としては十分に実用レベルにあると言えます。